故事成語

今日のことわざ『瓢箪から駒が出る』の意味、由来、類義語、対義語、使い方、英語表現などをエピソード付きで徹底解説!

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日本ハム・ファイターズのビッグボス!新庄剛志新監督からことわざを学ぼう!

2021年11月、日本ハムファイターズの新監督に、いやNPB初のビッグボスに新庄剛志氏が就任しましたね。

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今シーズンは3年連続Bクラスに終わり、斎藤佑樹投手の引退や中田翔選手のチームメイトへの暴力行為など暗いニュースが目立った日本ハムだけに、ファンにとってはこの上ない吉報でしょう。

ご存じの通り、新庄氏は選手としての実績もさることながら、常人には思いもよらぬ言動で注目を集めてきました。

その奇想天外ぶりは阪神在籍時の恩師である野村克也氏を『あいつは宇宙人だ』と言わしめたほどでした。

奇想天外(きそうてんがい)

意味 ・・・ 全く思いもよらないような奇抜なこと。

新庄氏ならば、ここ2年間、コロナによって盛り上がりを欠いたプロ野球を瓢箪から駒が出るようなパフォーマンスで大いに盛り上げてくれること間違いないでしょうね。

というわけでビッグボスの活躍に期待して今日のことわざは・・・

今日のことわざ『瓢箪から駒が出る』

今日のことわざ
 

瓢箪から駒が出る(ひょうたんからこまがでる)

意味 ・・・ 思いもよらないことや、ありえないことが実現すること。

『瓢箪から駒が出る』の意味、由来

まず、『瓢箪(ひょうたん)』とは、ウリ科の植物で、広義では胡瓜、南瓜、糸瓜、冬瓜、西瓜などの同じ類の植物になります。

球状、楕円形、棒状や下端の膨らんだ形など品種によって様々ですが、瓢箪と言えば、上下が丸く真ん中がくびれた形のものを指すことが一般的です。

また、果肉に嘔吐・下痢等の食中毒症状を起こすククルビタシンという成分を含有しているため、古くから一部の品種を除いては食用ではなく、軽くて頑丈な特性を活かして加工品(水筒、酒を貯蔵する容器、調味料の入れ物など)の原料として使われてきました。

瓢箪と同一種のユウガオは、ククルビタシンが少ない品種を選別した変種で、巻き寿司の定番具材である干瓢として食されています。

時代劇などで瓢箪に入った水やお酒を飲むシーンを見たことがありますよね。

また、現代でも七味唐辛子や粉山椒などの調味料の容器として使われています。

続いて『駒』とは、馬の子、子馬を指します。

コマ回しの『独楽(コマ)』ではありませんので、注意してくださいね。

このことから、そのままに解釈すれば、『瓢箪の中から子馬が出てくる』となりますが、これでは状況がさっぱりわかりませんね・・・

ですが、この表現には由来となるエピソードがあるのです。

中国・唐の時代、帳果という仙人がいました。

帳果は白驢(はくろー白いロバ)に乗って一日に数万里をも移動したそうです。

そして、休息する時には驢を折り畳み、水筒として腰に付けた瓢箪の中に納め、乗る時は瓢箪の中の水を口に含んで噴き出すと、たちまち驢が現われたと伝えられています。

人が乗れるほどの大きなロバを折りたたんで瓢箪の中に入れる・・・

ロバが入った瓢箪の水を噴き出すと再びロバが現れる・・・

そんなこと絶対にありえませんよね・・・

そんな帳果の逸話、伝説から、『瓢箪から駒が出る』とは、

思いもよらないことや、ありえないことが実現すること。

という意味になったのです。

日本においては、古くは、

俳諧・毛吹草(1638)

「へうたんの駒も出べき春野哉〈良伝〉」

仮名草子・尤双紙(1632)下

「くすみたる物のしなじな〈略〉ひょうたんから駒(コマ)はいでねども、身をまんじてくすむ人もあり」

などに見られる表現になります。

また、省略して『瓢箪から駒』と使われる場合もあり、『上方(京都)いろはかるた』の絵札にも採用されています。

『瓢箪から駒が出る』の類義語、対義語

類義語
 

嘘から出たまこと(うそからでたまこと)

意味 ・・・ 嘘のつもりで言っていたことが、結果として本当になってしまうこと。

灰吹きから蛇が出る(はいふきからじゃがでる)

意味 ・・・ 意外な所から意外なものが出るたとえ。また、ちょっとしたことから途方もないことが生じるたとえ。

対義語
 

犬が西向きゃ尾は東(いぬがにしむきゃおはひがし)

意味 ・・・ 至極当然、当たり前であるということ。

こんな場面で使おう!『瓢箪から駒が出る』を使った例文

例文
 

・ケチで有名な課長が、経費ではなく自腹で御馳走してくれるなんて、瓢箪から駒が出たようだ。

・広島カープの菊池選手は、常人からすれば瓢箪から駒が出るような好守備を度々見せてくれる。

瓢箪から駒が出るような宝くじの当選確率の低さを知った父は、宝くじを止めて株を始めるようだ。

・奇抜な発想と類まれな行動力を持つ彼は、瓢箪から駒が出るようなことを平気でやってのける。

・下手な落書きにしか見えない絵に数千万もの値が付くなんて、瓢箪から駒が出たようだ。

『瓢箪から駒が出る』を英語で表現すると?

英語にはこのような表現があります。

Mows may come to earnest.

mows ・・・ 冗談 earnest ・・・ 真剣な、熱心な、本気の

・冗談で言ったことが本物になることがある。

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まとめ

コロナによって大きな打撃を受けたスポーツ界、エンタメ界、そして観光業の低迷によって活気をなくした北海道・・・。

そんなスポーツ界、エンタメ界、北の大地に現れた救世主・新庄剛志ビッグボス!

瓢箪から駒が出るような奇策、快進撃で北海道を、日本を、大いに盛り上げてもらいたいものですね。

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