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いまだ事実関係ははっきりしておらず、連日マスコミを賑わせている問題ですので、断定的な発信はできませんが、
雨上がり決死隊の宮迫博之さんやロンドンブーツ1号2号の田村亮さんたちの闇営業に端を発する、先日の、吉本興業サイドの残念な記者会見から連想せずにはいられないことわざを紹介します。
ということで、『今日のことわざ』は・・・
今日のことわざ 『魚は頭から腐る』
魚は頭から腐る(さかなはあたまからくさる)
意味 ・・・ 組織は上層部から腐敗するというたとえ。
解説
魚が頭の部分から腐っていくように、組織も上層部から徐々に腐敗していくという意味の、風刺の効いたことわざです。
ロシアで生まれたとされることわざで、政界や企業を揶揄する際に多く使われます。
人の上に立つ者は、常に念頭に置いておかなけれなならない大切なことわざですね。
部活でキャプテンや主要メンバーとして活躍している学生さんでしたら、あなたの練習態度がいい加減では、下級生は付いてこないくなり、チーム全体がダメになっていきますよね。
組織や企業だけでなく、私たちの日常のなかでも、『魚は頭から腐る』という教訓が活かされる場面があるかもしれませんね。
類義語 対義語 は・・・
この親にしてこの子あり(この親にしてこの子あり)
意味 ・・・子は親に似るものだということ。
子は親の鏡(こはおやのかがみ)
意味 ・・・ 子供は親から多大な影響を受けるというたとえ。
組織での上下関係を、親子に当てはめ類義語として挙げておきますね。
親は無くとも子は育つ(おやはなくともこはそだつ)
意味 ・・・ 親はいなくても、子供はなんとか育っていくものだ。世の中のことは、そんなに心配するほどのこともないというたとえ。
『魚は頭から腐る』を使った例文 こんな時に使いましょう。
政界や企業などのトップ、上層部を批判する際に多く使われます。
・魚は頭から腐るというように、会社のトップが責任逃ればかりするような会社には、未来がないと判断していいだろう。
・猛暑が続き、部活の練習はとてもしんどいが、キャプテンの私がチームを引っ張っていかないと、魚は頭から腐るで、大会を控えたチームの士気が落ちてしまう。
・企業のトップに立つ者は、魚は頭から腐るという教訓を肝に銘じておくべきだ。
英語の表現は・・・?
英語ではこれらのように表現されます。
The fish always stinks from the head downwards.
stink ・・・ 悪臭を放つ
A fish rots from the head.
rot ・・・ 腐る、腐敗する、だめになる。
このままでは笑えるものも笑えなくなってしまいますので、一日も早く問題が解決することを祈っています。