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やっと梅雨が明けたと喜んでいたら、とんでもない猛暑が襲ってきましたね・・・
昨夜のことですが、喉の渇きを覚えて目を覚ました私は、水分補給にと、冷蔵庫を開けたのですが、冷たい飲み物がなく、自動販売機まで買いに行ったのですが・・・
大量の虫が張り付いた自販機に寒気がして、少し離れたコンビニまで歩く羽目になっちゃいました・・・
そんなわけで、今日のことわざは・・・
今日のことわざ『飛んで火に入る夏の虫』
飛んで火に入る夏の虫(とんでひにいるなつのむし)
意味 ・・・ 自ら進んで危険に飛びこむことのたとえ。
『飛んで火に入る夏の虫』の意味、由来
多くの虫が光に集まるという習性を利用して、古くから害虫を駆除するために 、灯火を使っていました。
そのことから、灯火に向かって勢いよく飛んで行った虫が、焼け死んでしまう様を表現したことわざです。
虫の愚かな死に様を人の行動にたとえた表現ですので、向こう見ずな行動や無謀な行為を忠告したり、あざ笑ったりする際に使われます。
類義語、対義語
愚人は夏の虫飛んで火に焼く(ぐにんはなつのむし とんでひにやく)
『飛んで火に入る夏の虫』の古い言い回しで、鎌倉から南北朝時代ころの『源平盛衰記』(巻八)などに見られます。さらに古くは『万葉集』(巻九)に「夏虫の火に入るが如し」とも見られます。
これらの深い歴史から、夏の夜の人間と虫との『長い戦い』が続いているのだと思い知らされますね。
対義語としては・・・
申し訳ありません。
適切な対義表現が見つかりませんでした。
何かあれば追記致します。
例文 こんな場面で使おう
・プールでもろくに泳げないくせに、あんなに荒れた海に飛び込むなんて、飛んで火に入る夏の虫だ。
・ダイエット中でイライラしている姉に、つまらない冗談を言うなんて、飛んで火に入る夏の虫になってしまうので、話しかけるのはやめておこう。
・プロボクサーの彼に喧嘩を売るなんて、まさに飛んで火に入る夏の虫だ。
英語での表現は?
Fools rush in where angels fear to tread.
fool・・・愚か者 rush・・・走る fear・・・恐れる tread・・・足を踏み入れる
直訳すると少しぎこちなくなってしまいますが・・・
愚か者は、天使が足を踏み入れるのを恐れる場所にも走っていく。
という感じですかね。
It is like a moth flying into the flame.
moth・・・蛾(が)
それは炎に飛んで入る蛾のようだ。
では、みなさんも、『飛んで火にいる夏の虫』にならないように、暑い夏を楽しみましょうね!