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今日のことわざ『暑さ寒さも彼岸まで』の意味、由来、類義語、対義語、使い方、英語表現などをエピソード付きで徹底解説!

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厳しい残暑が過ぎれば・・・ 九月の気候から、ことわざを学ぼう!

2021年、お盆が過ぎて多少は涼しくなったものの、まだまだ厳しい残暑が続いていますね。

涼を取りに出掛けたいところですが、コロナはまだまだ終息しそうにもありません。

日中はエアコンの効きも悪く、どうしたものでしょうか。

暑さ寒さも彼岸までと言いますが、これがあと3週間も続くとは・・・。

というわけで今日のことわざは・・・

今日のことわざ『暑さ寒さも彼岸まで』

今日のことわざ
 

暑さ寒さも彼岸まで(あつささむさもひがんまで)

意味 ・・・ 夏の暑さは秋の彼岸ごろまで、冬の寒さは春の彼岸ごろまでで、それを過ぎると過ごしやすくなるということ。また、気候の変化を人生にたとえて、辛いことも時期がくれば終わって楽になるものだということ。

『暑さ寒さも彼岸まで』の意味、由来

まず、『彼岸』とは、1年の内で2度、昼と夜との長さが同じになる春分と秋分を指しています。

それぞれの日を境にして、昼夜の長さが逆転し、春分の日以降は暖かく、秋分の日以降は涼しく過ごしやすくなっていきます。

この気候の変化から、『暑さ寒さも彼岸まで』とは、

夏の暑さは秋の彼岸ごろまで、冬の寒さは春の彼岸ごろまでで、それを過ぎると過ごしやすくなるということ。

という意味を表すことわざになりました。

また、気候の変化を人生にたとえて、

辛いことも時期がくれば終わって楽になるものだ。

という意味も併せ持っています。

そして、江戸時代の国語辞書『諺苑(げんえん)ー1797』に収められており、江戸時代中期には浸透していたと考えられます。

この機会に『彼岸』についてもう少し掘り下げてみましょう。

厳密には『彼岸』とは、三月の春分・九月の秋分を中日として前後三日を合わせた計七日間のことを指します。

2021年の秋分だと、このようになります。

仏教では、死後に訪れる悟りの世界(あの世)を『彼岸』といい、その反対側の世界(現世)を『此岸(しがん)』といい、彼岸は西に、此岸は東にあるとされています。

先述したように春分、秋分には昼と夜の時間が同じになり、太陽は真東から昇って、真西へ沈んでいきます。

このことから、春分、秋分は、あの世と現世が最も繋がりやすくなる日と考えられたのでした。

そして、この思想から彼岸には彼岸会という仏事が行われたり、先祖供養のためにお墓参りをする風習が根付いていったそうです。

『暑さ寒さも彼岸まで』の類義語、対義語

類義語
 

冬来たりなば春遠からじ(ふゆきたりなばはるとおからじ)

意味 ・・・ 辛く厳しいことはいつまでも続かない、やがて温かい幸せがやってくるということ。

一陽来復(いちようらいふく)

意味 ・・・ 寒い冬が終わり、暖かい春が来ること。また、悪いことが続いたあと、幸運に向かうこと。

対義語
 

一難去ってまた一難(いちなんさってまたいちなん)

意味 ・・・ 一つの災難を逃れてほっとしている暇もなく、新たに別の災難が降りかかること。また、次々と災難に見舞われて困惑すること。

前門の虎、後門の狼(ぜんもんのとら、こうもんのおおかみ)

意味 ・・・ 一つの災難を逃れても、またもう一つの災難が襲ってくることのたとえ。

正確な対義語かといえば微妙ですが、悪いこと、苦しく厳しいことが続くというニュアンスから、対義語として挙げておきます。

こんな場面で使おう!『暑さ寒さも彼岸まで』を使った例文

例文
 

暑さ寒さも彼岸までとはいっても、この暑さがあと3週間も続くと思うと何もやる気がおきない。

暑さ寒さも彼岸まで、近いうちにコロナが終息し、自由に行動できる日が来るはずだ。

・新商品に莫大な開発費用がかかったため、経営的には苦しい時期が続くが、暑さ寒さも彼岸まで、そのうち会社に多大な利益をもたらすはずだ。

・まだまだ暑い日が続くが、暑さ寒さも彼岸までというし、もう少しの辛抱だ。

『暑さ寒さも彼岸まで』を英語で表現すると?

直接的な言い回しになりますが、このように表現できます。

Neither heat nor cold lasts beyond the equinox.

equinox ・・・ 昼夜平分時、春分、秋分(昼と夜の長さがほぼ等しくなる時)

・暑さも寒さも春(秋)分を過ぎてまでは続うことはない。

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まとめ

彼岸になると暑さも寒さも和らいでくるように、人生においてもどんな困難な事態も、ずっと続きやしません。

諦めずに耐え忍べば、必ず好転することきが訪れます。

希望を持って一年の節目(彼岸)を迎えたいものですね。

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