7級 ことわざ

今日のことわざ『捲土重来』意味、由来、使い方、英語表現を解説

ペナントレース中とはまた違った注目を集めるストーブリーグにおいて、平成の怪物、松坂大輔投手の西武ライオンズ入りの報せがありましたね。

この投稿をInstagramで見る

まーやん(@lovegun1977)がシェアした投稿

ちなみにストーブリーグとは、野球がシーズンオフとなるストーブを炊くような寒い時期に繰り広げられる選手の契約更改や移籍の動向を言います。

今年のストーブリーグにおいては、現在脂が乗り切ったメジャーを志す選手に加えて、西武入りが決まった松坂選手や、阪神の顔として長年活躍してきた鳥谷選手など、まだまだやれると、新天地を求める球界を代表するベテラン選手の動向にも注目が集まっていますね。

 

脂が乗る(あぶらがのる)4級

意味 ・・・ 調子が出てきて仕事や勉強などがよくはかどるということ。

 

さらには、現役時代は日本球界だけでなく、メジャーリーグをも大いに盛り上げた新庄剛志選手(47歳)の突然の現役復帰宣言も飛び出し、目が離せませんね。

この投稿をInstagramで見る

新庄 剛志(@shinjo.freedom)がシェアした投稿

近年の成績が表すように、ベテラン選手たちは全盛期に比べれば力が落ちてきているのは否めませんが、今まで散々楽しませてもらった野球ファンとしては、もう一度『      』の活躍を見せて欲しいものです。

というわけで、今日のことわざは・・・

今日のことわざ 『捲土重来』

 

捲土重来(けんどちょうらい)7級

意味 ・・・ 一度、敗退したものが、力を蓄えて再び勢いを盛り返すこと。

 

捲土重来の解説、由来

解説

『捲土』とは、土埃を巻き上げること、『重来』とは、もう一度やってくることを意味し、 敗退した軍勢が土埃を巻き上げて、再び勢いよく攻めてくる様子を表した表現です。

ビジネスやスポーツなどの世界で、「一度勝負に敗れた人、力の衰えた人が、再び力を蓄えて巻き返しを図る様子」を表す表現として使われます。

由来

唐の詩人・牧之(ぼくし)の詩「題鳥江亭」の一説「巻土重來 未だ知る可(べ)からず」に由来する故事成語です。この詩は「劉邦(りゅうほう)と天下を争うも、垓下(がいか)で戦いに敗れ自決した、秦末期の楚の項羽(こうう)」を偲び、牧之が烏江亭を訪れたときに書いたものだと言われています。

捲土重来の類義語、対義語

類義語

 

枯れ木に花(かれきにはな)7級

意味 ・・・ 一度衰えたものが、再び勢いを盛り返すことのたとえ。

完膚なきまでに(かんぷなきまでに)5級

意味 ・・・ 徹底的に攻撃する様子。

起死回生(きしかいせい)5級

意味 ・・・ 今にも駄目になりそうなところを、一気に良い方向へ立て直すこと。

老い木に花の咲く(おいきにはなのさく)3級

意味 ・・・ 衰えたものが蘇ることのたとえ。

スポンサーリンク

対義語

 

再起不能(さいきふのう)

意味 ・・・ 再び力を得て活動を始めることができない状態。

 

こんな場面で使おう 捲土重来の例文

 

例文 ここ数年は怪我に泣かされてシーズンを棒に振ったが、来シーズンこそは捲土重来を固く誓い、正月休みをも返上してトレーニングを積んでいる。

例文 ラグビー南アフリカ代表チームは、予選リーグでは本来の力を発揮できなかったが、捲土重来を期し、決勝トーナメントでは見事に優勝した。

例文 私が怪我で休んでいる間にライバルの彼に大きく差をつけられてしまったが、捲土重来の志を持つ限りは、まだ追い抜くチャンスがあるはずだ。

例文 長い間低迷していた我が社だったが、新たに開発したシステムが業界を席巻し、捲土重来を果たした。

例文 あのボクサーのベテランさながらの老獪なテクニックや戦術には素晴らしいものがあったが、反射神経や体力の衰えには逆らえず、ようやく掴んだ先日の世界タイトル挑戦は、捲土重来とはいかなかった。

捲土重来を英語で表現するには?

盛り返す、巻き返す、再起するなどを表す単語、熟語としては、

make a comeback regain strength back recoup 

などが挙げられます。

The pitcher made a comeback from heavy injury.

(その投手はひどい故障から再起を果たした)

Our company has regained strength back by the project.

(当社はこのプロジェクトによって捲土重来を果たした。)

のように表現できますね。

スポンサーリンク

まとめ

ことわざには、失敗は成功のもと、七転び八起き、他山の石、怪我の功名など、失敗、敗北をポジティブに表現したものがたくさんあります。

それは、先人たちが幾度の失敗、敗北にめげず、それを糧にして立ち向かい、打ち勝ち、成長してきたという証でしょう。

そう思うと、我々も一度や二度の失敗や敗北で塞ぎ込んでいるわけにはいきませんよね。

来シーズンに向けて捲土重来を期す選手たちと共に、少し早いですが我々も今年一年を振り返り、来年こそは捲土重来を果たしましょう!

時代は令和に代わりましたが、もう一度『平成の怪物』が暴れまわる姿が見たいですね。

関連記事

  1. 今日のことわざ『月夜に釜を抜かれる』
  2. 今日のことわざ『住めば都』の意味、由来、類義語、対義語、使い方、…
  3. 今日のことわざ『脛に傷持つ』
  4. 今日のことわざ『嵐の前の静けさ』
  5. 今日のことわざ『二番煎じ』
  6. 今日のことわざ『気が気でない』
  7. 今日のことわざ『故郷へ錦を飾る』
  8. 今日のことわざ『国破れて山河あり』

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の投稿

PAGE TOP