6級 ことわざ

今日のことわざ『同じ釜の飯を食う』

ラグビーワールドカップ東京大会の開催まで、残すところ後十日を切りましたね。

残念ながら、サッカーや野球などの競技人口の多いメジャースポーツと比較すれば、この時期に来ても未だ盛り上がりに欠けることは否定できませんが、日本ラグビー協会などの団体も、手を変え品を変え、ワールドカップを盛り上げようと努力しています。

 

手を替え品を替え(てをかえしなをかえ)9級

意味 ・・・ あれこれと手段や、方法を替えること。

 

ワールドカップのために制作されたのが一目瞭然な、社会人ラグビーを題材にしたTBSドラマ『ノーサイドゲーム』など、いい例ですね。

 

一目瞭然(いちもくりょうぜん)

意味 ・・・ 一目見ただけで、はっきりと分かるさま。明らかに分かるさま

 

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私も毎週楽しみにしているドラマなのですが、このドラマの中心人物に元ラグビー日本代表でキャプテンまで務めた、広瀬俊朗さんを起用するという力の入れようです。

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後列左が、広瀬俊朗さんですラガーマンらしい精悍な顔つきですね。

また、後列右の方は、落語家の林家正蔵さんの息子さん、林家たま平さんで、ラグビー経験があり、学生時代にはかなりの実力だったそうです。

また、選手役で出演する役者さんのほとんどを、本格的なラグビー経験者で固めており、試合本番のシーンは本当の試合を見ているかのような迫力で、そこも見どころの一つになっています。

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さらに、後列右から二番目のイケメンは、千葉真一さんの息子さん、眞栄田郷敦さん(まえだごうどん)前列左側の男性は、元女子アナウンサーで、現在は政界にも進出している蓮舫さんの息子さん、村田琳(りん)さんです。

もちろん親の七光りではなく、みなさんが実力で掴み取った役に違いありませんが、話題性としては凄まじいものがありますね。

親の七光り(おやのななひかり)6級

意味 ・・・ 親の地位や名声のおかげで、その子が得をすること。また、それを利用して、偉そうにすること。

そして、このドラマの中で『合言葉』のように言われている台詞について、今日は取り上げてみたいと思います。

ラグビーは15人で対15人で戦う、団体競技の中でも選手が多いスポーツです。

ラグビーの格言で『One For All , All For One』(ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために)とあるように、非常にチームワークが重要なスポーツです。

また、自らタックルして敵と共倒れになることでチームを守り、時にはチームにチャンスを呼び込むなど、自己犠牲の精神が大切になります。

そこで、劇中では、

『俺たちは家族だ!』

と言うセリフが、よく叫ばれています。

共に苦楽を共にした者同士だけが口にできる、素晴らしい言葉ですね。

少々熱くなってしまい、冒頭が長々となりましたが・・・

今日のことわざは・・・

今日のことわざ『同じ釜の飯を食う』

 

同じ釜の飯を食う(おなじかまのめしをくう)6級

意味 ・・・ 生活を共にし、苦労や楽しみも共にした、親しい仲間のこと。

 

解説

『釜』とは、お米を炊いたり、湯を沸かしたりする金属製、または土製の調理器具の総称で、お米を炊くための釜は、ツバが付いているため、羽釜と呼ばれたり、そのままお茶を注げるように取っ手が付いた物は、茶釜と言います。

同じ釜の飯 を 食べる ということは、そのままの意味では、同じ物を食べるということです。

つまり、ご飯を一緒に食べるくらい長い間を共に過ごす、生活するということになります。

同じ物を食べれば、美味しいだ不味いだ、甘いだ辛いだ、会話が生まれ、コミュニケーションが取れますよね。

人の好きな物、苦手な物も自然と分かるようになり、より深くその人を知ることができます。

そこから、仲間意識が芽生え、結束が強くなっていきます。

私たちも生きていて、楽しいことばかりではありませんよね。

苦しいこと、辛いこともたくさんありますよね。

生活を共にする = 寝食を共にする = 苦楽を共にする

ということから、生まれた表現でしょう。

多く使われる場面としては、体育会系の過酷な部活動貧しかった学生時代の寮生活社会に出てからの下積み時代を懐かしみ、回想する場面ではないでしょうか。

苦しいながらも今になってはいい思い出となったこと、そんな苦しい経験があったからこそ今があると思えることを共有した仲間をたとえる表現ですね。

使う時には、同じ釜の飯を食った仲、同じ釜の飯を食った仲間 として多く使われます。

類義語 対義語

類義語

 

糟糠の妻(そうこうのつま)6級

意味 ・・・ 立身出世する前の貧しいころから、長年連れそって苦労を共にしてきた妻のこと。

一つ鍋の物を食う(ひとつなべのものをくう)3級

意味 ・・・ 生活を共にし、苦労や楽しみも共にした、親しい仲間のこと。(同じ釜の飯を食う)の古い言い回し。

 

糟糠の妻 の場合は、相手が『妻』と特定されますが、非常に近い意味をを持っていますので、一例として挙げておきますね。

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対義語

 

縁もゆかりもない(えんもゆかりもない)6級

意味 ・・・ 何の関わりもないこと。

 

一応、対義語として一つ挙げましたが、こじ付けも甚だしいですね・・・

これが対義語なら、『犬猿の仲』、『赤の他人』など、

何とでも言えますよね・・・

 

申し訳ありません。

一つでも多くのことわざを紹介したいという思いだけは分かって下さい・・・

こんな場面で使おう 例文

 

例文 大学時代、ラグビー部で長期休暇の度に厳しい合宿生活を送った我々は、同じ釜を食った仲だけあって、今でもどんなことでも腹を割って話せる。

例文 現在の専務と社長の私は、ベンチャー企業として会社を立ち上げた当初から、同じ釜の飯を食いながら、会社を育ててきた。

例文 夜遅くにお父さんが知らないおじさんを家に連れて来て、私に『こいつとは、同じ釜の飯を食った仲なんだ』と誇らしげに紹介した。

例文 よく金の無心をしてくる友人がいるのだが、かつて同じ釜の飯を食った仲間だと思うと、つい貸してやってしまう。

例文 今でも辛いことや苦しいことがあると、私は同じ釜の飯を食った仲間のことを思い出し、自分を奮い立たせている。

 

このように、苦しかった過去を懐かしむような場面で使われることが多くあります。

少し暑苦しいですかね・・・?

英語での表現は・・・

To drink of the same cup.

直訳すれば、(同じコップのものを飲む)となり、同じ釜の飯を食う と、同じような表現になります。

日本の文化でも、友好の証を示すために、『杯を交わす』という表現がありますが、それと同じような感じですね。

To live under the same roof.

同じ屋根の下に住む と訳し、同様な意味になりますね。

もうかなり古いドラマですが、『ひとつ屋根の下』という人気ドラマもありましたね。

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まとめ

今日のことわざ『同じ釜の飯を食う』は、ラグビーにぴったりの熱い表現ですが、ラグビーの精神に繋がることわざはたくさんあるんです。

ワールドカップへのカウントダウンも始まった今、明日からもラグビーを題材にして、『今日のことわざ』を書いていきたいと思います!

なんてったって、高校ラグビーの聖地『花園ラグビー場』は、ことわざ検定協会が本部を構える大阪にあるんですから!

ことわざ検定は、ラグビーワールドカップを応援します!

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